サワッディーカー!
バンコクに4年住み、タイ人と仕事をしていた@nanase_nananaviです♪
今回は、言葉にもっと色を持たせるための、接続詞について解説します。
仕事でもっとタイ人スタッフにしっかりと気持ちを伝えるためには、この「つなぎの言葉」が重要だなと感じます。「う〜ん」と言いたいことを考えている時、「だから〜、たぶんさ〜・・・」といった具合で日本語で言ってしまいますよね。
今回は、これは使えるな!と思う5つの言葉をご紹介いたします。音声も付けていますので、真似して言ってみてください♪
並列の「〜と」「それと」「それから」&付随の「〜と一緒に」
「レオゴー」や「ガップ」という言葉をよく耳にしますね。
これらは、単純に「〜と」という意味ですが、少し違いがあります。簡単にいうと「and」と「with」の違いと一緒です。
「〜と」「それと」「それから」のレオゴー
レオゴー | แล้วก็ | leogo | and |
料理の注文をするとき、タクシーで行き先を伝えるときなどに、よく使います。
「ロゴー」という風にも聞こえます。
例1:トンパイ ゴォン レオゴー リアオ クワー
(まず、まっすぐ行って、それから右に曲がってください。)
例2:コー パッタイ ヌン レオゴー ナムパァオ ヌン
(パッタイを一つください、それと水も一つください。)
「〜と一緒に」のガップ
ガッブ | กับ | gab | with |
例1:ギン カーウ ガッブ フェーン
(恋人と一緒に、ご飯をたべる)
例2:コーソムタム ガッブ ナァム ドゥアイ
(ソムタムと一緒に水もください)
※レストランでは「レオゴー」でも「ガップ」でもどちらでも使えます。
ガップを使うときに、語尾に「ドゥアイ」(一緒に)という言葉も使うと、とても自然に聞こえます。
原因や理由の「だから〜だ」
プロ・ワー | เพราะว่า | prowa | because |
個人的には「ポワー」と聞こえます。เพราะ(プロ)という言葉のみが接続詞です。
「ワー」という言葉は、よく使われていますが、これは日本語で説明するときに使う「〜は」と似ている気がします。
例:「どうしてタイが好きなの?」(タンマイ クン チョープ ムアンタイ?)

(なぜなら、タイ料理が好きだから。)
※「私」と言う意味の「チャン」ですが、きちんとした言い方は「ディチャン」これは、かしこまった場面で使うので、普段の会話ではチャン、もしくは自分の名前を言うと自然です。
二者択一「それとも〜」「もしくは」「または」& 驚きの「えー本当?」
それとも、またはの「ル」
ル(ワー) | หรือ | ru | or |
例:アニー コン イープン マイ? ルーワー コン チン マイ? 語尾の「カー/カップ」は省略しています。
(この人は、日本人ですか?それとも中国人ですか?)
この場合、英語の「or」の意味です。「ワー」を言わない場合もあります。
本当?の「ロ」
ロ | หรือ | ro | really? |
文字は「ル」ですが「ロ」という風に聞こえます。この「ル:หรือ」は「〜なの?」というような口語での疑問の時も使います。「ジンロ〜?:จริงหรือ」(ほんとなの〜!?)という言葉としてよく言われています。
「ロ?」などだけで、相づちで返されることも多いです。日本語でいう「マジ?」や「そうなの!?」に当たる感覚です。
発音:日本語の発音にない音なので難しいですが、口を「え」の形にして「る」と言うとよいかと思います。
逆接「でも」「しかし」「〜とはいえ」
テェ(ワー) | แต่ | tae | but |
「テェー」だけで使われることも多いです。話し始めや、文の途中などで使います。
例:アニー ペッ マー テェ アロイ ジンジン
(これは、とっても辛いけど、すごく美味しい。)
発音:口を「え」の形のまま、「あ」を引き続き言う感じ。
※辛い「ペッ(ト)」や、とても「マー(ク)」の、最後の"ト"や"ク"は(末子音)、息だけの音でほとんど聞こえませんが、言っているようなつもりで言わなければ、なかなか伝わりません。
英語の "however"にあたる「ヤンガイ・ゴ・タァム:ยังไงก็ตาม」という言葉も「しかしながら」という否定的な接続詞ですが、これは「何かしたところで、意味がない」というようなニュアンスの時に使われます。
推測「たぶん」「おそらく」「〜かもしれない」「きっと」
ナージャ | น่าจะ | naaja | probably |
こちらも、タイ人はよく言っていますね。「ナージャ」といいますが、こちらは80%の確信があるような場合で使います。自分の事や、他人のことなどを言うときによく使います。
ちなみに、英語ではprobablyが80%、maybe50%、perhaps30%、possibly10%です。タイ語でも、他にも「コンジャ50%」や「アッジャ10%」という言葉もあります。これらは、自分の事をいうより、事柄や天気のことなどを言う時に使われるようです。
なので「ナージャ」は、責任逃れの「たぶん」ではなく、可能性のたかい「きっと」と捉えた方が、タイ人とのトラブルとも少なくなりそうです。
例:アーティッ ナー パイ パタヤー マイ?
(来週、パタヤに行く?)

(きっと、行くよ!)
分かりやすい参考書
>>タイ語を書くことに挑戦したい人や、タイ語初心者におすすめ
文法や語彙だけでは、タイ語はなかなか使えるようになりません。
この本は、初心者でもわかりやすいように発音記号が書いてあり会話フレーズも豊富です。ボリュームがありますが、これからしっかりと勉強したい方はコチラからはじめると良いと思います。
>>中級者向けは、この本がおすすめです!
タイ語の本に関しては、私色々と読んだことがありますが、この参考書がベストでした。
「かゆいところに手が届く」本です。
まとめ
今回は、よく使うものを簡単にまとめてみました。
知っている単語と合わせて使ってみてください!きっと、会話のレベルがぐっとあがりますよ♪
やはりタイ語は発音が難しいですが、発音を意識して生活をしていると、周りの人が話しているのが分かってくる瞬間がきっと訪れます!そうなった時、あなたも話せるようになっているでしょう!
【褒めるタイ語】についても、まとめていますので合わせてどうぞ。
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超便利な褒めるタイ語【すごい、さすが、上手、1番、いいね】タイ人と仲良くなれる
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ではまた〜!