こんにちは、@nanase_nananaviです♪
今日は少し応用編として書いていきます。
みなさん、写真を撮るとき、カメラはどのように設定していますか?一応マニュアルで撮っているが、設定は気にしていないという方も多いのではないでしょうか?
最近では連写が優れたデジタルカメラが多くでてきましたが、たくさん撮れば撮るほど、選ぶのが大変ですよね・・・。実はワンショットで、欲しい1枚をしっかり狙って撮る方が、格段にうまくなります!
では、それは何故なのか?どうして「少なく狙ってRAWで撮るべき」なのか説明していきます。
①ワンショットに集中
私はスポーツ写真や学校写真を撮る仕事をしていますが、今は連写は使っておりません。仕事に慣れるまでは連写でとっていましたが、あるとき先輩カメラマンから「ワンショットで狙って撮ってみたら?」とアドバイスをいただき、試してみました。
たとえば、バスケットのシュートのカッコイイここぞというシーンや、バレーのレシーブの瞬間など、ワンショットに集中して撮ることで、構図やタイミングなども「やった!思うように撮れた!」と感じる回数が多くなりました。
連写で撮ると「後でうまく撮れたものだけ使おう」という気持ちにどうしてもなってしまいがちです。それだと、本当に良い瞬間を撮る能力が培われません。
また、露出ミスがあったり、ちょっとイメージと違うな〜という写真だったり、被写体の人物が目をつぶってしまったりとあからさまなミスショットは手元で削除ができます。
なにより、一枚に魂を込める事ができます!
②選ぶ時間を短くできる。
写真を撮ったあとは、それをパソコンに取り入れて選定する時間が必要ですよね。
ライトルームやフォトライブラリーに取り込んで、何百枚の中から「良い」写真を選ぶのって相当、気合いが要りませんか?そして、それはとても時間のかかる作業です。
では、カメラを構えている時に「良い写真」だけ撮ればいいのでは?
パソコンで整理する時間が、格段に短くなりますよ!
JpgファイルとRawファイルの使い分け
JpgまたはRawの保存方法は、目的に合わせて使い分けていますか?
JpgファイルとRawファイルは、サイズが全然違います。どれくらい違うかというと、RawはJpgの約3倍ものサイズの差があるんです!
料理で例えるならば、Jpg画像は「できあがった料理」Raw画像は「料理ができあがるまえの材料」ということです。
Jpg画像は出来上がりの画像を調整するので「加工」、Raw画像は元のデータに触れるので「現像」という言い方をします。
Jpgで撮ると良い場合
- パソコン大幅に加工をしない
- 印刷する予定もなし
- ホワイトバランスなどをマニュアルで調整して撮れる
→色味が少なく、画質劣化になる恐れあり(RGB8bit/1670万色)
Rawで撮ると良い場合
- 露出などを後で大幅に調節したい
- 印刷したい
- 様々なサイズのjpgを作りたい
→色味が多く高画質(RGB12-16bit/6870万色)
③カードの容量を節約
上記の理由から、Rawで撮ったとしても、少なく良い写真を撮ることができれば容量の節約になります!
32GBのSDカードの場合、何枚くらい撮れるのでしょうか?
SDカードの種類やカメラの種類によって、様々なので大まかな数字を計算してみました。
- Raw画像→約1500枚
- Jpg超高画質L→約2500枚
- JpgLサイズ→約3500枚
- JpgMサイズ→約7500枚
- Raw+Jpg超高画質→約1000枚
RawとJpgを同時に撮ることも可能です。シャッターチャンスは絶対逃せない場合など、保険としてRaw設定を付けておくのも有りです。
おわりに
Rawでしっかり撮ることが身につけば、画像処理の時間を節約でき、さらにカメラ撮影の腕をあげることができます。
Jpg画像のみで、狙った瞬間を逃さず、さらに編集要らずの写真が撮れるようになれば、かっこいいですよね!なによりも露出が大事だと感じています。
状況により、瞬時に露出設定ができない場合は、Rawで撮っておきましょう。